北海道でゆっくり育った
さつまいも
「由栗いも(ゆっくりいも)」は北海道の由仁町と栗山町に由来する地域ブランド名です。
北海道では栽培のなじみが浅い「さつまいも」を作ろうと思ったきっかけは、仲間農家たちの家族が好きな野菜だったからです。
私たちが目指すのは家族に安心して食べてもらうことができ、「おいしい!」と言ってくれるさつまいも作りです。
さつまいもが美味しく出来上がる基準の一つに「積算温度」があります。1日の最高温度と最低温度の差をさつまいもを栽培している期間中、足し続けることで出る数値が積算温度です。
積算温度をしっかり超えてから収穫することで、完熟した美味しいさつまいもを収穫することができるのです。
また、毎年各生産者ごとに収穫量や食味の試験を行うことで収量と味の安定化を目指し、お互い切磋琢磨しています。
さつまいもは通常、本州以南では6月中旬に植え付け、10月下旬に収穫を行いますが、北海道のさつまいもは5月中旬に植え、10月中下旬に収穫します。
同じ品種であっても他県産地より乾物率 (でん粉量の目安になります)が低く、調理するとほくほく感よりしっとりとした食感になります。
その代わり甘味が強くなる傾向があります(北海道立総合研究機構調べ)。
さつまいもは収穫後、室温30℃、湿度90%以上を保つ環境で4日間寝かせた後(キュアリングという作業工程。収穫時についた傷が自然修復して長持ちするようになる)、一定温度に保った倉庫で2週間以上かけて熟成し、糖度を上げてから出荷しています。
『由栗(ゆっくり)いも』の美味しい食べ方
《オーブンで甘〜い焼き芋》
❶よく洗ったさつまいもをオーブンシートを敷いた天板に裸のまま乗せる。
❷Mサイズ以上のさつまいもであれば180度のオーブンで60分、140度に温度を落として60~90分焼きます。Sサイズは180度の加熱を30分程にし、140℃でじっくり軟らかくなるまで焼く。
❸さつまいもを指で押してふにゃっとしていれば完成。
《さつまいもコロッケ》
❶さつまいも(600g)を蒸し、お好みで皮をむき塩(小さじ2/3)を加えてよくマッシュする。
❷てんぷら粉(大さじ4~6)を表記の水で溶いたもの、パン粉(50g)をそれぞれボウルに入れる。
❸1をアイスクリームディッシャーで好みの量すくい、てんぷら粉液の中に入れてフォークで転がしひきあげ、パン粉に移して手でパン粉をまとわせ形を整える。
❹180℃の油でこんがり揚げて完成。
《寝かせ炊き込みご飯》
❶さつまいも(1本)をよく洗い、両端を切り落とす。
❷米(3合)を研ぎ、水を3合の目盛より大さじ1少なく入れ、1のさつまいもと塩(小さじ2/3)を入れてから30分ほど浸水する。
❸通常炊飯し、炊きあがったらさつまいもをほぐすようにざっと混ぜる。
❹再び炊飯器のふたを閉めて保温状態のまま2~6時間置き食べる。食べる時にお好みでバターや醤油をのせて召し上がれ。
そらち南さつまいもクラブ
私たちは2017年に発足し、2019年から本格的に始動した北海道のさつまいも生産・販売団体です。
夕張郡栗山町と由仁町の若手生産者&農業に携わるメンバー十数名で構成されています。
私たちのさつまいもは本州産に比べ、早めに定植&遅めに収穫をしなければ美味しいさつまいもができないことから、土の中に埋まっている時間が長い「ゆっくり」育つさつまいも。
そして、由仁町と栗山町の名前を両方取り、「由栗いも(ゆっくりいも)」と名付けています!
北海道の美味しいさつまいも。ぜひお召し上がりください!
商品詳細
由栗いも(品種:べにあずま)
◆SサイズB品(5kg/1.5kg)
・1本あたり100~200gのサイズです。
※芋の大きさと形状(曲がりなど)には個体差がございますので、ご了承ください。
◆【完売】2Lサイズ(5kg)
・300g前後の正規品が5kg箱に7〜10本入ります。
※2Lサイズはスーパーでもよく見かける大きめのおいもです。
特別栽培(農産物ガイドラインで定められている農薬基準量の半分以下)
直射日光が当たらない、12℃以下にならない場所(14℃キープが理想)で保存してください。乾燥しないように1本ずつ新聞紙に包んで段ボールに入れての保管がおすすめです。
上手に保管できると3月くらいまで持ち、どんどんねっとり甘く熟成されていきます。
そらち南さつまいもクラブ